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骨粗しょう症について
40歳以上の女性は積極的に検査を
骨粗しょう症のリスクが高まります
骨粗しょう症は女性に多い疾患で、女性は40歳ごろから骨量が低下するため、骨粗しょう症のリスクが高まります。
骨粗しょう症の早期発見・早期治療のために、40歳以上の女性は積極的に骨密度検査を受けましょう。
新森古市駅から徒歩3分・大阪市城東区のこいずみクリニック 整形外科リハビリテーション科では、“DXA(デキサ)法”による骨密度検査が受けられます。
骨密度検査【DXA(デキサ)法】とは?
DXA(デキサ)法は、日本骨粗鬆学会のガイドラインでも推奨されている検査方法です。
骨粗しょう症で骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨(股関節の骨)の骨密度を測定します。
診断だけでなく、治療薬の効果の評価にも適した検査です。
MD法(手の骨密度を測定する方法)や定量的超音波測定法(踵の骨の強さを測定するスクリーニング検査)などの他の検査と比べて、骨粗しょう症の正確な診断が可能になります。
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、閉経などをきっかけに女性ホルモンのバランスが崩れるなどして、古い骨の破壊が進行し、新しい骨を作る働きが追いつかなくなって骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。
軽い転倒でも骨折しやすくなり、手術が必要になる大腿骨の骨折を起こすと歩行困難になったり、寝たきり・要介護のリスクが高まったりするとされています。
年齢を重ねても元気に毎日を過ごすためにも、骨粗しょう症の予防は重要となります。
こんな症状はありませんか?
・背中が曲がっている
・若い時よりも身長が縮んだ
・背中や腰が痛む
など
これらは骨粗しょう症の代表的な症状です。
早期発見・早期治療のために、異変に気づいたらすぐに当院へご相談ください。
骨折しやすい部位
骨粗しょう症で骨折しやすい部位は次の通りです。
・背中(背骨)
・手首
・肩
・股関節(大腿骨)
など
特に大腿骨の骨折はほぼ手術が必要で、寝たきり・要介護のリスクがかなり高くなります。
骨粗しょう症の診断・治療
骨粗しょう症の診断
骨密度検査
当院では骨密度測定装置を導入して、腰椎・大腿骨へのDXA(デキサ)法にて骨密度を測定しています。
レントゲン検査
胸と腰の2方向から撮影して、圧迫骨折や背骨の変形などがないか確認します。
血液検査
最適なお薬を選択するうえで、欠かせない検査です。
骨吸収を示す骨代謝マーカーを調べて、今後、骨密度がどのように推移していくか予想します。
治療が必要かどうかの判断、治療方針の決定などに役立ちます。
骨粗しょう症の治療
薬物療法のほか、カルシウムを積極的に摂る食事療法や、運動で骨に負荷をかけて丈夫にする運動療法などがあります。
薬物療法では大きく骨吸収抑制薬と骨形成促進薬を使用します。
■骨吸収抑制薬
ビスホスホネート製剤、SERM製剤、抗RANKLモノクローナル抗体製剤など
■骨形成促進薬
PTH製剤(副甲状腺ホルモン)製剤など
■補助的な薬
その他、補助的にビタミンD製剤やビタミンK製剤などを使用します
骨粗しょう症を専門的に治療
同じ治療がすべての患者さまに有効なわけではありませんので、「骨が破壊されるのを抑制するべきなのか?」「骨が作られるのを促進するべきなのか?」を、血液検査の結果などで見極めて、その方の状態に合った治療方針を立てることが大切です。
これまでに基幹病院で骨粗しょう症の治療に携わってきた経験があり、最善の治療方針の提案、また最適なお薬の選択もしっかり行うことができます。
骨粗しょう症が心配な方、またすでに症状をお感じの方は、お気軽にこいずみクリニック 整形外科リハビリテーション科へご相談ください。